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Outputの練習がてら、思ったことや自分の考えをまとめていきます。

転職して1ヶ月弱、フルリモートで勤務してみた

転職から1ヶ月弱たった

転職から1ヶ月弱が経ったので、この1ヶ月に感じたことをまとめてみる。

アウトプットの習慣がないので、少しずつ増やしていきたい。

1週から3週目。オリエンテーションの日々。

初日から在宅勤務というのは初めての体験だった。1週から3週目は、オリエンテーションで会社のこと、勤怠など自社ツールの使い方を教えてもらい、会社で必須とされるスキルの研修などに参加した。

3週間オリエンテーションというと長い気はするが実際は5営業日分で、1週目は1日で終わってゴールデンウィーク、2週目も2日だけ。3週目からがやっと本格始動という感じだった。

1日目。まずは様子見。

1日目から5営業日分はオリエンテーションだったので、朝起きて準備をして、パソコンの前でTeamsを開いて待機した。 5分前くらいからTeamsに入って開始を待つ。

カメラをONにするべきか、OFFのままでいいのか迷う。 ONにしろと言われたらONにしたらいいか…と思い、OFFのまま待つ。できればはじめに指定しておいてほしい。

同期、12人中2人だけカメラがON、あとの人はOFF、講師もOFF。今回はOFFが多数派だったのでOFFのままでいく。 一応襟付きの服に着替えていたけど、次からは基本不要そうだからカジュアルな格好にしようと思う。一応化粧はしておこう。

オリエンテーションの内容は、会社の事務的な手続き方法や、自社ツールの使い方について。 情報量が多すぎてしんどい。 自社ツール、なんでこんなに多いの。勤怠系だけで3つあるのとか地獄。

しかも入力面倒くさい!

何かご事情があるんだろうから仕方ない…。 1日目が終わってみての感想は、同期のキャラが濃すぎるということと、自社ツールがクソすぎてつらいという2点。

パスワードやらなんやらサイトごとに色々登録させられて、サイトごとにパスワードのポリシーも違うから考えるのも大変だった。

そして次の日からゴールデンウィーーーク!

旅行とか行けないからずっと家にいたけど、堕落して過ごす。 初日に聞いたことほぼ忘れる。あかん。やばい。と思いながら、ゴールデンウィークが終わった。

2日目。早くもやらかす。

朝起きて、準備してPCの前へ。電源をONにすると、BitLockerのPINを求められる。

ヤバイ…覚えてねぇ…!!!!!文字列と数字の組み合わせにした気がするけど、なんだっけ? 焦って思いつく限りのPINを入力してみる。

…。 ぎゃーーーー。ロックされたーーーーー!!!!

終わった…。別の自宅PCから会社にメールをする。 Teamsをインストールし、講師と上司に連絡。 テクニカルサポート部門にPINが分からなくなったのでリカバリーキーをください、と依頼する。

凡ミスすぎて凹む。 忘れると大変だからって、一応メモしてパスワードかけて置いといたのよ、デスクトップに。(おい

BitLockerを有効にしたことがなかった私は、ログイン後に必要なPINだとばかり思っていたのが敗因でした。 知らない仕組みを使うと言われたら、ちゃんと調べよう、という当たり前ことができていなかった、私が全て悪いです、はい。

とりあえず会社の諸々には自前PCからもアクセスできたので、そのままオリエンテーションを受ける。

午後になってテクニカルサポートからリカバリーキーが送られてきた。 無事リカバリーができて、会社のPCにログイン。

会社アカウントのパスワードは覚えていたのでセーフ。

オリエンテーション2日目も会社生活の基本的なところの話と、コンプライアンスとかの研修の説明をしてもらった。 自社の取り組みや、社長のありたがいお話とかを聞いて、ちゃんとした会社だなーとおもった。(月並み

3日目から5日目。チームに分かれて研修。

新しい会社は、出戻りの人がそこそこ多いらしく、今回の自分の同期も12人中5人は出戻り組でした。 出戻り組と初めて組とは研修の内容も違うらしく、ここからは別々の研修を受ける。

会社で求められる必須スキルの研修をさせてもらう。 こうやって体系立てて教えてもらうのは初めてだったので新鮮。

基本いつもやっているような内容だったので、復習と思って聞いていた。 チームでのアクティビティもありつつの内容だったので、あんまり眠くなったりはしなかった。

後から同期から聞いた話、普通にあとでやれって言われてたWeb研修とか他ごとしながら聞いてたって人もいてびびった。 チームでのアクティビティ、ディスカッションでも発言する人少ないなーと思ってたのはそういうことか!!!

在宅勤務のいいところとも言えるし、悪いところとも言える。

オリエンテーションは基本ずっと同じような形式で進められていったけど、先生によって品質が全然違ったように思う。 いい先生の特徴として感じたのは、下記。

  • タイムボックスを守る
  • 重要なところを重点的に話してくれる
  • 否定ばかりでなく、肯定的なフィードバックを必ずくれる
  • 指摘の仕方がうまい

逆にこの先生は微妙だなーと感じた点は下記。

  • タイムボックスを守らない。お昼の時間に入っても終わらない。
  • テキストを読んでいるだけで、どこが大事なのか分からない。話が平坦でつまらない。
  • 指摘するのが指導だと思っている感じがした上に、改善方法を示さない。「これが良くないから、こうするといい」、とかではなくて「ここが良くないからやめようね」と言う感じ。

自分ももし教える立場になったら気をつけていこうと思う。

6日目から8日目。ひたすらWeb研修と自社ツールへの情報登録。

案件のアサインがすぐあるよ、と聞いていたが、お客様との契約の問題でプロジェクトが開始できず、開始できるまではお勉強してていいことになった。 ありがたい。

と言うことで、入社後に必須と言われたWeb研修を全部終わらせ、自社ツールへの情報登録とか、会社に空き時間を見つけて今月中にやっておくように言われたタスクたちをひたすら終わらせた。

コンプライアンスをこんなにちゃんと勉強させてもらったのは初めてだったのでとても勉強になったけれど、全部英語なのはちょっと辛かった。

あー、外資系だなー…ってなった。英語がんばろう。

4週目。反省点がありすぎた。

インフラ周りのお勉強をしよう、と言うことでこの週はAzureにVPN構築してローカルPCと繋げるようにしてみたり、VMでADサーバ作って、別で作ったVMドメイン参加させてみたり、SCCMをインストールしてみたり色々していた。

そこでつまづいた技術的な話は、長くなりそうなのでまた別のところでまとめる。

この週は色々失敗があった。圧倒的に上司とのコミュニケーションがうまくいかなかった。

この上司、私を誘ってくれた人であり、まさか入社後に上司になると思っていなかった友達感覚の相手だった。 考え方やアプローチが真逆なのは知っていたので、入社前に「希望すれば自分の部下で配属もできるよ」と言われていたけど、ちょっと微妙かもなーと思って希望しなかったのに、気付いたら部下になっていた。

ちゃんと仕事は仕事で割り切って部下として接しようとしていたつもりだったけど、タメ口じゃなくて敬語にするとか、なんか形だけになっていた気がする。

失敗の具体的な内容と次のアクションをまとめておく。恥を晒していこうず。 レベルの低い失敗ばかりで自分でやってて落ち込みまくったけど、これが今の実力ということで受け止めてる。

中長期的なビジョンの説明ができなかった

上司との初回の面談の時に、自分がこの会社で将来どうしていきたいのかを聞かれてちゃんと話せなかった。 上司からの会議設定の時にアジェンダがなかったのもあったんだけど、何の準備もなく話をする感じになってしまって、どういう案件がやりたい、どういうのはいやだ、みたいな子供のわがままみたいな発言になってしまった。

何かやりたいことがあって入社したんだから、やりたいことやビジョンはあるよね?って前提での面談だった思うんだけど、うまくまとめれてなかったし正直この会社での中長期的な目標も立てれていなかった。

それでどうしたいの?そういう案件にアサインしてあげてもいいけど、それだと大きな案件を任せづらい人材になっちゃうと思うけどそれでいいの?など指摘されて、ハッとした。指摘してくれる人でよかった。

面談終わった後に反省して、リベンジさせてもらうようにお願いした。 次までには中長期的なキャリアプランを自分で考えて持っていき、レビューしてもらうスタイルにした。

上司承認時、目的や理由の説明をちょっと適当にしてしまった

会社の福利厚生の英会話を受けたいので承認お願いしますっていう内容だったので、そんなにハードルも高くないし「英語のドキュメントや研修を辞書がなくても概要を理解できるようにしたいから」というの理由を書いて申請したら、「この内容では弱くて承認できない、5Wを意識してちゃんと書いて」、と言われてしまった。

上司に「適当でいいよ」と言われていたのを変な風に鵜呑みにしたのが良くなかったし、上司として目的や理由が不明確なものを承認するわけにはいかないと思うので、私が圧倒的に悪かった。

上司として承認する以上、何かあった場合に上司にも責任が問われるわけで。 相手の立場に立って、というのが全然できてなかった。あまり深く考えず、まぁこれくらいでいっか、って思って申請してしまったので、友達感覚が抜けていなかったところがまだあったんだと思う。 慣れるまでは、ちょっと堅苦しいくらいに丁寧にやっていこうと思ったし、下記を実行していく。

  • 申請時には、自分がこれで承認を求められて承認できるか?という観点で自己レビューする。
  • 5Wが満たされているか?SMARTな提案か?を確認する。
認識齟齬による手戻り発生

今週お勉強内容の説明が甘く、その結果上司がやってほしいと思っていたことと違うことをやって1日くらい潰してしまった。

上司の希望をちゃんと汲み取れなかった上に、ちゃんと認識合わせができていなかったのが原因なんだけど、正直これには上司にも少し良くないところがあったと思っている。当然、自分の良くなかったところが大きいんだけど。

上司は端的に説明し、分からない部分を追加していくタイプ。 分からないところは聞けば教えてくれることもあるんだけど、上司の判断で「それは今知っておかなくても良い。なんで知る必要あるの?」と情報を開示してくれないことも割とある。多分情報を与えすぎて部下を混乱させないようにしているんだと思うけど、それがあるから質問しづらくなっていたりはする。

それに加え、一度言ったら8くらいはわかってほしいと思っていて、私が1言っても2か3も分かっていないのがちょっと理解できないらしく、機嫌が悪いと「普通に考えたらわかるよね?」とか言われてしまったことがあったので正直怖い。 チャットしても返信が遅いことも多く、忙しいのもわかっていたので、自分のことで手間を取らせるのも微妙だなーと思ってしまっていた。

早い話、心理的安全性がないように感じてしまっている。普段はいいけど、仕事の時は怖い。 悪い上司じゃないと思うし、できる人だと思うから、これをどう克服していこうかはもう少しいい方法を考えたい。

それで自分も、ちょっと不安なところがあっても質問せず、全く見当のつかない部分だけに絞って質問するだけになっていた。 その結果、文字列上ではあっていると思われた認識も、数時間かけて実施して、つまづいて1時間くらい調べて、それでも分からなくて質問したタイミングで(この時点で開始から約6時間くらい経ってた)違っていたことが発覚する、という事態がおきた。

つまづいた部分を上司に質問した時、「なぜそれが必要なのか分からん」と言われ、はじめは文字列で説明してたんだけど全然伝わらず。 最終的にやろうとしていることを図にして説明したんだけど、それでも「なんでこうなるのか分からん」と言われた。 でも図にしたことで、上司の言っていることと自分の理解に明らかに差があることは分かったし、これまでのやりとりや事前にもらった資料を見直して、やっと齟齬の原因が分かった。それでなんで上司に「なぜ必要なのかが分からん」と言われたのかも理解できた。

これを経て、やっぱり分からんものは分からんし、上司の普通も新しい会社の普通も私の普通と同じかなんて分からないから質問していくしかないし、めんどくさがられても細かい認識合わせが必要だ、と吹っ切れた。怖いとか知らん。

それに文字列だけではなくて、図にして説明するのも認識合わせ時には有効なことを再認識した。 物理的に同じ場所で仕事している時は、その場にある紙とかホワイトボードとかにちゃらっと絵を書いて説明するって普通にやってたのに、 リモートになったらそれを全然しなくなっていた。

リモートに慣れていないというのもあるけど、パワポとかで絵にするのはチャラっとやるにしても手書きより手間だし時間がかかる気がしてハードルが高くなっていたように思う。

でも手戻りが発生するくらいなら、少しくらい時間がかかっても図にして説明するべきだったし、図にわかりやすくまとめられれば文字列で何回もやりとりするよりも早く相手に伝わると思うので、来週からはやり始める前に図にできるものは簡単な図にして認識合わせしていくことにした。

普段オフィスでチームが一緒に働いている時はできることが、リモートになった途端できなくなるということは普通にあることを認識できたし、 それができないってことはちゃんと習慣になっていなかったか、どういう時に必要、なぜ必要だということを正しく認識できていなかったということなんだと思う。 レベル低い失敗をたくさんしてしまったけど、学びの多い週でした。

来週

来週もお勉強週なので、着手前にやろうとしていることを図にまとめて、上司と認識合わせするところから始めようと思っている。

きっと来週もたくさん失敗をすると思うけど、失敗を無駄にしないようにしていきたい。ただじゃ起き上がらない精神で精進します。