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Outputの練習がてら、思ったことや自分の考えをまとめていきます。

ビズリーチを使ってみた話

話題のビズリーチを使ってみた

人生初のまともな (?)転職活動でビズリーチを使ってみた話。

記事はつらつら経緯や思ったことが書いてあるので、さらっとまとめだけみたい人は最後の章だけみてください。

この件で学んだのは、ビジョンがはっきりしないうちに、エージェントの話を聞いてはいけないということ。

ビジョンがわからないから、事前に頼りになる友達に相談するとかは全然ありだと思うけど、 転職エージェントにまず相談してみよう的は発想をした自分は盛大に迷走しました。

みんな当たり前にやってるんだろうな。 私は見切り発車がすぎるんだよなぁ。

転職しようかなーとつぶやく

2020年1月頃「転職先を探そう」と思い立つ。 とあるお仕事で知り合い、ありがたいことにいろいろあって目をかけてくれていた他企業の知人2人に、 「転職しようかと思ってるんだー」とつぶやいたところ、「うち受けてみない?おすすめだよー。」的なお誘いを頂いた。

ありがたやーと思って、とりあえず話を聞いてみた。

話を聞くと、どっちも良い会社な気がする。 決められない、何を基準にしたら良いかわからない。困った。

そうだ、ビズリーチに登録して、他の会社と比べてみよう。

ビズリーチに登録

ビズリーチに登録してみた。 履歴書と職務経歴書を書かされる。(当たり前)

うへぇ…めんどい。。。

職務経歴書、めっっちゃ時間かかった。 何書いたら良いのかもわからんし、どれくらい書けば良いのかもわからん。 わからんだらけ。 何もわからんけど、とりあえず書く。

書いた結果、すごい量のスカウトがきた。 1日あたり10件から20件くらいのスカウトが2週間くらい毎日きた。

スカウトが管理しきれない

いっぱいスカウトがもらえるのは嬉しいんだけど、圧倒的に「とりあえず話聞いてみませんか?」みたいなやつが多くて、 そういうのは的が絞れなさそうなので、一旦全部無視した。

ビズリーチには、プラチナスカウトっていうスカウト側がお金払ってメール送ってくる系のスカウトと、 条件マッチっていう、企業側が登録している条件にマッチしたら自動で送信できるっぽいスカウトの2種類がある。

初めはよくわからなかったので、全部見て興味をもてる企業が記載されていたスカウトに回答する、みたいなことをしていたけど、 今考えれば、プラチナスカウトの方が自分の経歴をちゃんとみた上で、マッチしそうな案件を想定して声かけて来てくれてたと思う。 プラチナスカウトのみに絞って確認するようにしたら、もっと効率よく活動できたかもしれない。

ビズリーチの受信ボックスはスターを付けて管理はできるけど、フォルダわけとか、フラグとかはできなくて、 途中で管理が無理になったのでエクセル方眼紙さんに活躍頂いた。

しかもスカウトに回答すると、登録しているメールアドレスを公開しろと言われて、 途中から自分のメールアドレス宛にメール届くようになったり、スカウトしてきたエージェントの独自サイトに登録しろと言われたりするので、 まじで一元管理ができない。辛い。

エージェントに接触

2週間の間に、3人のエージェントさんに回答し、電話で面談することになった。 下記に書いたけど、めちゃめちゃ三者三様で、エージェントさんによって合う合わないがはっきり出るなーと思った。 ちなみに私はどの人も合わなかった。 というか、ビジョンが全然なかった私のせいなんだけども、どの人ともうまくいかなかった

お節介系エージェント

一番初めに電話した人。すごい親身に話聞いてくれたし、将来のビジョンも一緒に考えて提案してくれた人。 電話面談、2.5時間くらいかかった。その後も何回か電話して、いろいろ話した。

このパターンで問題になったのは、親身になってくれ過ぎるあまりに、熱量と押しが強過ぎる。 「自分的には興味あんまりないですねー」って回答したとしても、『絶対あうと思うんですよ!話だけでも聞いてみませんか?』って言われて 実質面談に持ち込まれたり、『受けるだけ受けてみましょうよ』と押されたり。

結局面接受けることになって、受かった会社もあったんだけど全然入る気になれず。

言葉でうまく説明できないけど「なんかしっくりこない」って、私はすごくよくあるんだけど、「なんかしっくりこない」だけだと、 『話聞いてみたら変わるかもしれないから』で押し切られてしまうケースがこの人とは何回かあって、それが苦痛だった。

「なんかしっくりこない」って自分的にはすごい大事で、しっくりこなかったところに入るつもりも受けるつもりもないっていうのを ちゃんと伝えられるのに時間がかかって、精神的にすごく疲れた。

明確で強い意思表示、大事。 私は強い意思表示がうまくできなくて反省した。

質より量系エージェント

二人目に話した人。電話は30分くらいで終了。ざっくりとした興味と希望を聞かれた。 電話後、このエージェントの独自サイトに登録させられた。 これ以降の提案やQAは全てここからやってきた。

電話の後、早速30件ちかくの企業の提案があった。 一応全部みたけど、どれも興味がわかなかったので、「どれも興味ないです」みたいな返信をした。

そこからも20件くらい追加してくれたけど、どの企業もいまいち興味が持てず、全部お断りした。 この人は、たくさん提案してくれたけど、「もう大丈夫です、ありがとうございました」って伝えたらサッと引いてくれたのでありがたかった。

時間かけずにやりたい系エージェント

三番目に話した人。電話は30分くらいで終了。二番目の人と同じく、ざっくりとした興味と希望とかを聞かれた。 電話の後、メールで10件くらい案件の紹介をもらったけど、こちらも興味が持てず、「どれも興味が持てません」的な返信をしたら、 『また良さそうな案件があったら紹介します』って返って来て、それ以降なんの連絡もなかった。 あっさりしてて、嫌いじゃない。

結局

そんなこんながあって、エージェントを使っての転職活動、今の私には無理だ…ってなって一回いちから考え直してみて、 結局リファラルを使って転職先を決めた。 この辺りは、また別の記事で書こうと思う。

ビズリーチでの転職を成功させるポイント

自分の失敗から学んだ、ビズリーチでの転職を成功させるポイントは、こんな感じかなぁ。何かの参考になれば。

  • 自分の中で下記を明確にして的確に人に話せるようになった状態で活動を始める

    • 将来的にどうしたい?どうなりたい?
    • 今回の転職で達成したいことは?
      • ex. 年収あげたい、他業界の仕事したい、ユーザ企業に努めたい、など
    • 絶対に譲れないポイントは?
    • できれば叶えたいけど、譲歩できるポイントは?
    • やりたくないこと、避けたいことはなに?
  • スカウトがたくさん来すぎた時は、プラチナスカウトに絞って確認する

  • 下記の場合はエージェントを使う。
    • 年収交渉をいい感じにやってほしい。
    • 幅広い案件情報をまずは収集して考えたい。
    • 自分の選択肢を広げたい。
  • 下記の場合は企業からきたスカウトに直接返信する。

    • 年収交渉が自分でできる、かつ興味のある企業からのスカウトがきた。
    • 面談を確約された状態で始めたい。少しでも選考の手順を少なくしたい。
    • その企業に勤めている人に直接質問したい。
  • 職務経歴書やスキルは、検索ランキング上位にある単語を使って書くとスカウトがきやすい。

    • ちょっとしかやってないし、ロクにできないんだよなぁ…みたいなやつも書いておくと自分の転職の幅ひろがるかも?
      • まずはたくさんの企業や、エージェントにみてもらうのが大事という意味で。
  • 自分の意思は、明確に言葉にして伝える。察してもらえると思ってはだめ。

    • 断る時は、理由を自分の中で落とし込んでから伝える。中途はんぱな回答、だめ、絶対。