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Outputの練習がてら、思ったことや自分の考えをまとめていきます。

読みやすいコードを書くということ - まずはリーダブルコードを読もう -

読みやすいコードを書くのは当たり前?

最近、とある企業の面接で「コードを書く時、大事にしていることはなんですか?」という質問をされました。 私は『読みやすいコードを書くことです』と答えたのですが、面接官の人にそれだけ??って感じの顔をされました。

『読みやすいコードを書くことで、可読性が増して他人への引き継ぎを含めた運用コストが低くなるんです』とか 『バグが見つけやすくなったり、改修がしやすくなったりメリットが大きいんです』とか、 頑張って説明してみたものの、自分の理解が足りなくてうまく説明できなかったのでちゃんとまとめてみることにしました。

その前にちょっと自分の話

ちなみに言っておきたいのですが、私自身はコードを書くことが苦手です。 全然うまく書けない。知識も経験も足りない認識がありまくるし、本当実装に関してはコンプレックスしかないです。

それでも、コードを書く時は読みやすくしようという思いはあって、うまく書けなくても、これだけは意識しています。

読みやすいコードを書くって、当たり前に大切で、みんな「そうだよね、大事だよね」って感じなんだと思ってたけど、 自分が思うほどこれを大事と思っている人がもしかしたら少ない説もあるのかもしれない…?

いや、流石にないか。

読みやすいコードとは

読みやすいコードを書くためのエッセンスが詰まった"リーダブルコード"という素晴らしい本があります。

www.amazon.co.jp

大体そこに書いてあるんですが、読みやすいコードとは下記のような特徴があります。

  • 誰が見ても理解しやすい
    • 自分だけが理解できるコードではなく、初めてみる人も読みやすいコード
    • どこで何をしているかが理解しやすいことで、バグや問題点を見つけやすい
      • 統一されたルールがある
      • 価値のあるコメントがある
        • 価値のないコメント: 見ればわかることが書いてある
        • 価値のあるコメント: コードを見るだけではわからないが、コードを後から触る人が知っておいた方が良い補足など
      • 誤解されにくい名前がついている
      • インデントなどが適切で、読みやすい
      • クラスや変数が適切に分割されている
      • テストしやすい

誰が見ても理解しやすいって、一言で言えばとても単純で簡単そうに見えるかもしれないんですが、 やろうと思うと考えることがたくさんあって、めちゃめちゃ難しいんです。 少なくとも私には死ぬほど難しい。

自分の経験として感じたのは、特に命名に関してはすごく重要なのに軽視されていることが多すぎると思うんです。 いい機会なので、ちょっとまとめてみたいと思います。

命名に関する話

メソッド名やクラス名、ぶっちゃけ初めは私も動けば何でもいいと思ってました。 でもそれは違いました。というかはじめの指導係にめっちゃ怒られて気づきました。

怒ってくれてありがとう…。 その人は私の尊敬するできるエンジニアの一人で、普通の人が1ヶ月くらいかかって実装するプログラムを、1週間あれば全部完成させてしまえるくらいのスキルを持っていたんですが、名前を考えるのにはすごく時間を使っていました。

クラス名、変数名、メソッド名、DB名、テーブル名…。 名前をつけなければならないものはたくさんあります。

たくさんあるということは、影響が大きいとも言えます。 これらが誤解されにくく適切で統一された名前なのと、適当につけた名前なのとでは全然違います。

命名を適切にすることによるメリットを下記に書いてみます。

  • 誤解されにくい名前
    • 初めて読んだ人がコードを正しく理解できる可能性が上がる
    • 仕様と実装の齟齬に気づきやすくなる
    • バグに気づきやすくなる
  • 統一された名前
    • 後から手を入れる人も統一されたルールがあると名前をつけやすい
    • 変更や修正が入った場合に、容易に一括置換ができる

私が知っているできる人たちは、みんなここに結構な時間をかけています。 名前を考えるだけで数時間かけているのもみたことがあるくらいです。

でも、これがどれだけ大事な部分なのか知っているからこそ、それくらい時間をかける価値があると判断しているんです。 わかりやすく認識齟齬を引き起こしにくい名前をつけるのは、できる人でも難しいんですから、自分が頭を悩ませて考えても適切な名前がつけれないって失敗してもめげずに経験を積んでいきたいと思います。

まとめ

読みやすいコードのよる恩恵は、未来の自分だけじゃなくて、他の人にも与えられます。

引き継ぎを含めた運用コストや品質を考えると、読みやすいコードを書くというのが一番重要なんじゃないかと思いますし、 読み手のことを考えて書くというのは、実装だけではなくて仕様書や本などドキュメンテーションにも必要なことだと感じています。

未来の自分や誰かのために、読みやすいコード書いていきましょー。

成功しないプロジェクト - 失敗しやすいプロジェクトの特徴 -

失敗しやすいプロジェクト

これまで、数十のプロジェクトに携わって来て、失敗しやすいプロジェクトの特徴みたいなものが見えてきた気がするのでまとめてみます。 特に、超大手企業2社とのお仕事に携わらせてもらった時に強く感じた「こんなんじゃ成功するわけねーだろ」をまとめたものになります。

失敗の原因となる問題が大きく3つあったため、それぞれについて下記に書いていきます。

たまに心の声が漏れていますが、お気になさらず…

失敗とは

ここでいう失敗とは、下記のようなことであることを前提にしています。

  • プロジェクトに関わる人の多くがやる気をなくし、モチベーションが維持できなくなった。
    • その結果、辞める人が多くなり、全ての人がとりあえず言われたからやっている状態になり、品質とパフォーマンスが著しく落ちる。
  • プロジェクトが途中で頓挫した。
  • プロジェクトがうまく進まず、デスマと化して病気になる人や途中で辞める人が続出した。
  • プロジェクト収支が大きく赤字になった。

責任者の問題

まずは、責任者の問題。下記のような特徴を持った人が責任者になってしまったプロジェクトは大体失敗します。 上がまともじゃないと失敗するってある意味当たり前ですけどね。

その上が超絶優秀なら、現場は苦労すると思うけどワンチャン成功の可能性もあるのかも? (本当に優秀ならこんなできない部下を昇進させたり、責任者にして野放しにしておくようなことはしないと思いますが)

  • 責任者に責任を取れる器がない。もしくは責任を取る気がない。
    • 全てを誰かや何かのせいにする。
    • 自分の失敗やミスを認めない。(こういう人、できない上司に本当に多い。というか、上司に限らずこういう人自体が結構多いけど上司になるとタチが悪い。)
  • 部下の相談や提案に対して文句や苦言しか言わず、肯定することがほとんどない。
    • 野党のように、反対することがお仕事だと思っている。何が具体的にだめなのか、どうするといいと思っているのか、といった建設的な意見がない。ただ反対する。
  • 隠蔽体質。
    • 透明性がない。
    • 自分だけが出席した会議で得た大事な情報を流してくれない。
      • その上に「それくらい言わなくてもわかるだろう。自分で考えろ。」とか言ってくる。
  • 日本語通じない。
    • 何言っても斜め上の回答返ってくる。聞きたいのはそこじゃない。
      • 「ここは企業カラーと合わせて赤がいいと考えていますが、問題ないでしょうか?」『私は青が好きだなー。今日雨だし。』(何言ってんだ、こいつ。お前の好きな色なんて聞いてねーし、回答の全てが意味不明なんですけど…ってなるよね)
    • 自分の言いたいことしか言わない系上司。
    • この人と話しても意味がないと部下が感じてしまう。
  • 分かっていないのに、分かってるふりをして振り回す
    • わからないのに、勝手にジャストアイデアで決めて部下に命令する
    • わからないことを認めたくない、できないと思われたくない
      • わからないことを認めたら、部下に負けると思っている(まじで誰と戦ってんだよ)

こういう上司の元では、プロジェクトメンバーがモチベーションを維持することができません。 その結果、メンバーの目や心が死んでいきます。何のためにやっているのかわからなくなります。

こうして全ての部下がとりあえず言われたからやっている状態になり、品質とパフォーマンスが著しく落ち、誰も幸せになれない結果が待っています。

プロジェクトの進め方の問題

次は、プロジェクトの進め方の問題。上司(リーダー)やPMOがくそな場合に起きることが多いかもしれません。 (今までにまともに仕事してくれたPMOに出会ったことないですけど。きっとどこかにはいるんだと信じてる。)

下記のような進め方では、失敗する可能性がグンと上がります。成功したら、奇跡ですね。

  • ゴールが不明確。誰もゴールが説明できない。
    • みんながなんとなく言われたことだけを進めている。
  • 出てきたスケジュールがそもそも破綻している。
    • 誰もそのスケジュールでできると思っていないのに、リスケなく進んでいる。
      • 絶対間に合わないけど、どうするんだろうねーなんて話が飛び交う。他人事。
    • 間に合わないと伝えても、「間に合わせるんだよ(根性論)」の一点張り。
  • やたらとマイクロマネジメントをしたがる。
    • 絶対みないような細かいWBSを書かされる。
    • 毎日進捗を報告しろと言われる。報告しても何かあるわけでなない。
      • 「なんで遅れてるの?困るから間に合わせてよ。」とか言われるだけ。まじで時間の無駄。
  • 優先順位がつけられない。
    • 優先順位を聞いても、「全部大事だから全部期間内にやるんだよ。」とか言われる。(は?
  • 変更管理しない。要件追加が多い。誰も止めない、止めれない。
    • 当然再見積もりなんてない。赤字まっしぐら。
  • 上の言うことをただ下に押し付けるの人はいるけど、上と下との折衝役がいない。
    • 謎のプロジェクト管理者によって、どんどん仕事が増える。押し込まれる。

こういうプロジェクトの進め方では、どんどんカオスになっていきます。 指針とできるものがなく、みんなが迷子。全部やれって言われたって無理だし。

時間に追われて急いでやった結果、不具合が連発し、収集がつかなくなる。そしてデスマ。体調は崩れ、頭は働かず、状況は悪化。 でも「全部期間内にやるんだよ、そうじゃなきゃ困る」とか言われて、どっかのできないマンが『人を増やします!』とか言って闇雲に人を増やして対応。 人を増やしたって問題解決することは少なく、状況は変わらず、赤字にはなる。

そんな感じになりがち。

プロジェクトの文化の問題

最後に、プロジェクトの文化の問題。プロジェクト全体の文化が、下記のような場合は失敗することが多いです。 先に記載したような管理者やプロジェクトの進め方が悪いことが起因して、よくない文化が作られてしまうパターンも多いように思います。

  • 多くの人が他人事。しかもプロジェクトは成功しないと思っている。
    • 「自分だけが頑張っても仕方ない。どうせ何も変わらない」「失敗したとしても、自分のせいじゃないし」とか思っている。
  • 隠蔽体質が蔓延している。
    • 悪い報告をしない。隠す。無駄に怒られるだけで何も対策が取れないのが分かっているので、本来必要な報告をする文化が消滅する。
      • 進捗が悪くても、「進捗問題ありません」と報告する。その結果、最後の方になっていきなり進捗が後退したりして、進捗報告が信用できなくなる悪循環が起きる。
      • 不具合が大量にあるのに、「不具合0です」と報告する。
    • 悪い報告をすると他の人に迷惑な目で見られるので誰も何も言わなくなる。
  • 管理者や顧客が信用できていない。むしろ嫌い。敵だ、くらいに思っている。協力体制がない。
    • メテオフォール開発をしている企業や部署の多くは、こうなってしまっている気がする。
  • 既存踏襲文化が蔓延している。
    • 既存で動いているものが一番信用できる、実績のある方法以外は認めない文化。
      • 新しい提案をする人がいなくなり、新しい物を作っているのに何も変わらない何かにしかならず、モチベーションも上がらない。
  • 言われたことだけやっていれば良い、余計なことを提案する人は面倒なやつだという文化がある。
    • 言われたことだけをやるので、指示した人の考慮不足があるとそこかしこで問題が出る。
      • 問題の原因は指示した人にあると言われ、指示する人のやる気もメンバーへの信頼も無くなっていく。
    • 問題に気付いて新しい提案をすると、そのまま仕事が増える一方になり、終わらない。誰も協力してくれない。
      • 提案なんかしなければ仕事増えずに済んだのにくらいの目で見られ、やる気をなくす。

プロジェクトメンバーの多くがどこか他人事で、ただ言われたことだけをやっていればいい、余計なことを言って怒られるのが嫌。 そんなプロジェクト文化だと、問題に気づくのが遅れ、気付いた時にはどうしようもない状態になっています。 最悪、もう戻れないところまで行ってしまって、プロジェクトを中止せざるを得なくなったり、デスマが止まらない状態になったりします。 多くの人が疑心暗鬼になり、プロジェクトは失敗します。

まとめ - プロジェクトを成功させるために必要だと思うこと -

3つのポイントにわけて、失敗しやすいプロジェクトの特徴を記載してみました。 反面教師にしていただければ幸いです。

最後に、これを大事にできればきっと大丈夫なポイントを記載しておきます。言うのは簡単だけど、実現するのは難しい。

  • 透明性を高くし、適切な情報共有をする。
    • 管理者もメンバーも、情報の取捨選択が適切にできるとなお良い。
    • 必要な情報はどこかに残しておく。全員が見れるWikiなどがあると良い。
  • 心理的安全性の確保。
    • 言いたいことが言える環境を作る。大事。
  • ゴールやビジョンを共有する。
    • 達成したい目標、ゴールは何か。
    • これだけは避けたいと思っていることの共有。
    • やること、やらないことの明確な共有。
    • 理想系と、譲歩できるポイントの共有。
  • 上司や管理者への提案は必ずエビデンスを残す。
  • 優先順位をつけて、必要な時は何かを切り捨てる決断ができる。
  • 全員が適切に評価され、モチベーション高く取り組める文化を作る。
  • 管理者になれる器がない、準備がない人を管理職にしない。
    • 管理職候補には、適切な教育、指導を受けさせ、適性を見極める。必要なら試用期間を作って不幸な部下を増やさない。

ビズリーチを使ってみた話

話題のビズリーチを使ってみた

人生初のまともな (?)転職活動でビズリーチを使ってみた話。

記事はつらつら経緯や思ったことが書いてあるので、さらっとまとめだけみたい人は最後の章だけみてください。

この件で学んだのは、ビジョンがはっきりしないうちに、エージェントの話を聞いてはいけないということ。

ビジョンがわからないから、事前に頼りになる友達に相談するとかは全然ありだと思うけど、 転職エージェントにまず相談してみよう的は発想をした自分は盛大に迷走しました。

みんな当たり前にやってるんだろうな。 私は見切り発車がすぎるんだよなぁ。

転職しようかなーとつぶやく

2020年1月頃「転職先を探そう」と思い立つ。 とあるお仕事で知り合い、ありがたいことにいろいろあって目をかけてくれていた他企業の知人2人に、 「転職しようかと思ってるんだー」とつぶやいたところ、「うち受けてみない?おすすめだよー。」的なお誘いを頂いた。

ありがたやーと思って、とりあえず話を聞いてみた。

話を聞くと、どっちも良い会社な気がする。 決められない、何を基準にしたら良いかわからない。困った。

そうだ、ビズリーチに登録して、他の会社と比べてみよう。

ビズリーチに登録

ビズリーチに登録してみた。 履歴書と職務経歴書を書かされる。(当たり前)

うへぇ…めんどい。。。

職務経歴書、めっっちゃ時間かかった。 何書いたら良いのかもわからんし、どれくらい書けば良いのかもわからん。 わからんだらけ。 何もわからんけど、とりあえず書く。

書いた結果、すごい量のスカウトがきた。 1日あたり10件から20件くらいのスカウトが2週間くらい毎日きた。

スカウトが管理しきれない

いっぱいスカウトがもらえるのは嬉しいんだけど、圧倒的に「とりあえず話聞いてみませんか?」みたいなやつが多くて、 そういうのは的が絞れなさそうなので、一旦全部無視した。

ビズリーチには、プラチナスカウトっていうスカウト側がお金払ってメール送ってくる系のスカウトと、 条件マッチっていう、企業側が登録している条件にマッチしたら自動で送信できるっぽいスカウトの2種類がある。

初めはよくわからなかったので、全部見て興味をもてる企業が記載されていたスカウトに回答する、みたいなことをしていたけど、 今考えれば、プラチナスカウトの方が自分の経歴をちゃんとみた上で、マッチしそうな案件を想定して声かけて来てくれてたと思う。 プラチナスカウトのみに絞って確認するようにしたら、もっと効率よく活動できたかもしれない。

ビズリーチの受信ボックスはスターを付けて管理はできるけど、フォルダわけとか、フラグとかはできなくて、 途中で管理が無理になったのでエクセル方眼紙さんに活躍頂いた。

しかもスカウトに回答すると、登録しているメールアドレスを公開しろと言われて、 途中から自分のメールアドレス宛にメール届くようになったり、スカウトしてきたエージェントの独自サイトに登録しろと言われたりするので、 まじで一元管理ができない。辛い。

エージェントに接触

2週間の間に、3人のエージェントさんに回答し、電話で面談することになった。 下記に書いたけど、めちゃめちゃ三者三様で、エージェントさんによって合う合わないがはっきり出るなーと思った。 ちなみに私はどの人も合わなかった。 というか、ビジョンが全然なかった私のせいなんだけども、どの人ともうまくいかなかった

お節介系エージェント

一番初めに電話した人。すごい親身に話聞いてくれたし、将来のビジョンも一緒に考えて提案してくれた人。 電話面談、2.5時間くらいかかった。その後も何回か電話して、いろいろ話した。

このパターンで問題になったのは、親身になってくれ過ぎるあまりに、熱量と押しが強過ぎる。 「自分的には興味あんまりないですねー」って回答したとしても、『絶対あうと思うんですよ!話だけでも聞いてみませんか?』って言われて 実質面談に持ち込まれたり、『受けるだけ受けてみましょうよ』と押されたり。

結局面接受けることになって、受かった会社もあったんだけど全然入る気になれず。

言葉でうまく説明できないけど「なんかしっくりこない」って、私はすごくよくあるんだけど、「なんかしっくりこない」だけだと、 『話聞いてみたら変わるかもしれないから』で押し切られてしまうケースがこの人とは何回かあって、それが苦痛だった。

「なんかしっくりこない」って自分的にはすごい大事で、しっくりこなかったところに入るつもりも受けるつもりもないっていうのを ちゃんと伝えられるのに時間がかかって、精神的にすごく疲れた。

明確で強い意思表示、大事。 私は強い意思表示がうまくできなくて反省した。

質より量系エージェント

二人目に話した人。電話は30分くらいで終了。ざっくりとした興味と希望を聞かれた。 電話後、このエージェントの独自サイトに登録させられた。 これ以降の提案やQAは全てここからやってきた。

電話の後、早速30件ちかくの企業の提案があった。 一応全部みたけど、どれも興味がわかなかったので、「どれも興味ないです」みたいな返信をした。

そこからも20件くらい追加してくれたけど、どの企業もいまいち興味が持てず、全部お断りした。 この人は、たくさん提案してくれたけど、「もう大丈夫です、ありがとうございました」って伝えたらサッと引いてくれたのでありがたかった。

時間かけずにやりたい系エージェント

三番目に話した人。電話は30分くらいで終了。二番目の人と同じく、ざっくりとした興味と希望とかを聞かれた。 電話の後、メールで10件くらい案件の紹介をもらったけど、こちらも興味が持てず、「どれも興味が持てません」的な返信をしたら、 『また良さそうな案件があったら紹介します』って返って来て、それ以降なんの連絡もなかった。 あっさりしてて、嫌いじゃない。

結局

そんなこんながあって、エージェントを使っての転職活動、今の私には無理だ…ってなって一回いちから考え直してみて、 結局リファラルを使って転職先を決めた。 この辺りは、また別の記事で書こうと思う。

ビズリーチでの転職を成功させるポイント

自分の失敗から学んだ、ビズリーチでの転職を成功させるポイントは、こんな感じかなぁ。何かの参考になれば。

  • 自分の中で下記を明確にして的確に人に話せるようになった状態で活動を始める

    • 将来的にどうしたい?どうなりたい?
    • 今回の転職で達成したいことは?
      • ex. 年収あげたい、他業界の仕事したい、ユーザ企業に努めたい、など
    • 絶対に譲れないポイントは?
    • できれば叶えたいけど、譲歩できるポイントは?
    • やりたくないこと、避けたいことはなに?
  • スカウトがたくさん来すぎた時は、プラチナスカウトに絞って確認する

  • 下記の場合はエージェントを使う。
    • 年収交渉をいい感じにやってほしい。
    • 幅広い案件情報をまずは収集して考えたい。
    • 自分の選択肢を広げたい。
  • 下記の場合は企業からきたスカウトに直接返信する。

    • 年収交渉が自分でできる、かつ興味のある企業からのスカウトがきた。
    • 面談を確約された状態で始めたい。少しでも選考の手順を少なくしたい。
    • その企業に勤めている人に直接質問したい。
  • 職務経歴書やスキルは、検索ランキング上位にある単語を使って書くとスカウトがきやすい。

    • ちょっとしかやってないし、ロクにできないんだよなぁ…みたいなやつも書いておくと自分の転職の幅ひろがるかも?
      • まずはたくさんの企業や、エージェントにみてもらうのが大事という意味で。
  • 自分の意思は、明確に言葉にして伝える。察してもらえると思ってはだめ。

    • 断る時は、理由を自分の中で落とし込んでから伝える。中途はんぱな回答、だめ、絶対。

「教育とは」を考えさせられた話

アウトプットするぞ、と思って1記事目を書いて放置するとは… 自分の意志の弱さが出てしまったorz

目次:

今日とある勉強会に出たんですが、そこでいろいろ考えさせられることがありました。

ので、つらつらと書いてみた。長い。読みづらい。改善したい…

自立して仕事ができない人は何をやってもだめ

大手企業にお勤めの数人の方と教育についてお話した際に、ほぼ全員が

  • 自立して仕事ができない人は何をやってもだめ。そういう状態で教育しても意味がない。
  • そういう人を変える方法は、基本的にはないと思っている。何事も自分で考えて、行動できなければ始まらない。

みたいなことを言うんですね。

これはカルチャーショックでした。 自立して仕事ができる人よりも、自立して仕事ができない人の方が、自分の感覚としては圧倒的に多いと感じていたのですが、 その方々たちは、今までそういう人を切り捨ててやってきたと言うのでしょうか…。

私の質問はこうでした。

※以下の話は自分の説明の仕方があまり良くなかったり、お互いにコンテキストの共有ができていなかったという話はあると思う。

「文化を変えていったり、何か変革を起こしたい場合は、ある程度できる人材の確保が必要という話があったかと思います。

大手の企業さんは、ある程度お金を出して、良い人材を引きつけるという方法も取れるかと思うのですが、 そうでもない企業はそれなりの工夫が必要だったり、伸び代のある人材を雇って育成したりということが必要になると考えています。

そういったところは、人材育成や教育が重要になってくるのではないかと思うのですが、 みなさんは人材育成や教育に関して、何かノウハウだったり、工夫しているところはありますか?

いただいた回答

これに対して、いろいろなご意見をいただきました。特に印象に残ったご意見を下記にメモします。

お金では人は取れない

今のご時世、お金では人は取れないよ

この回答は、自分の質問の本質的なところとは外れていましたが、この意見は大変貴重なものでした。 では何が必要か?

  • ビジョンに共感できること、高い目的意識があること
  • 同じレベルのエンジニアがいて、技術的な話を含め、同じレベルで語れる仲間やコミュニティがあること

これについは、完全に同意できました。その通りだと思います。 自分の現職は、入社時にはまさしくこれが揃っていて、優秀なエンジニアがたくさん在籍していました。 自分は入社当時、何も知らない新人エンジニアだったけれど、とても誇りに思える会社でした。

「お金で人は取れない」に関しては、一部はとても賛同しますが、一部は賛同しかねる意見でした。 私の発言から、大企業はお金で人を買えると思っていると思われての発言だったと思いますが、当然お金だけでいい人が買えるとは思っていません。

お金、やりがい(ビジョン)の2軸があったとして

  1. お金とビジョン、両方ある会社

  2. ビジョンだけがあってお金がない会社

  3. お金だけがあって、ビジョンがない会社

  4. お金もビジョンも両方ない会社

選べるとしたらどれを選ぶか? 両方ある会社を選ぶ人の方が多いのではないでしょうか?

お金(資金)がある、ということは、大企業の人にとっては当たり前のことかもしれませんが、とても恵まれたことなんです。 お金があるというだけで、一歩リードしているんです。

お金のない企業がしている苦労をしなくてもいいというものがあることを知らない人にとっては、ピンとこない話かもしれませんが…。

教育=研修?

教育が大事という話があったと思うけど、実はそれはそんなに大事じゃないと思う。

研修というのは、実務面で見るとあまり役には立たない。それよりも、いかに自立して仕事ができるかが大事だ。

ちょっとニュアンス違うかもしれないけど。

この意見にモヤッとしたので、

「自分が教育と言ったのは、研修のような一時的なものではなくて、入社後に一緒に仕事をしていく上で学んでいく何かだったり、 実務に必要なスキルや考え方を身につけていくようなものを想定して話をしていました。」と突っ込んでみた。

すると、

そういうのは、教育するとかではなくて、自分でどうするべきかを考えて、必要なことを自発的にやってこそ意味があるのではないか

みたいなことを言われました。

自立して仕事ができたり、考えることができる人ばかりだったらいいけど、そうじゃない人もいる。 そういう人をどうやって育てていくか、自立的に仕事ができるようにしていくか、という話をしている。」

というと、

自立的に考えられない人は、何をやってもだめ。 教育したって、そのスタンスならそれほど成長しない。 それなら、はじめから自立して仕事ができる人を、どうしたら採用できるかを考えた方がいい。

と。

モヤモヤ モヤモヤ…。

モヤモヤの正体

この勉強会後、自分がモヤモヤしている正体を考えていたところ、「教育」というものの捉え方に違いがあったことが、 自分の意図をうまく伝えられなかった一因なのではないかと気づきました。

もちろんそれだけではなくて、今まで経験してきた環境や、背景の違いなど、原因は他にもあったと思う。

改めて考えると

今改めて考えれば、この方が言いたかったのは

  • 教育するにしたって、対象の人のやる気や自主性がないと意味がない(効率が悪い)

という話だったんだろうなーと思うし、それならその通りだなーと思います。 そういう話で合ってたのかな…今度会う機会があったら確認したい。

伝えたかったこと

で、結局伝えたかったことは何かというと、教育ってなんなんだろうってこと。

教育=研修?

研修は実務を始めるための導入部分で、最初の1歩なのでとても重要だと考えています。

でも、教育=研修と言われると違和感があります。 自分の感覚では、範囲が狭すぎる。

自分の考えですが、教育というのは、継続的なものだと思うんです。 一時的なものではなくて、継続的に続いていくもの。 良い習慣をつけるために必要なもの。

だから、自立的に仕事ができない人に対して、 「どうしたら自立的に仕事ができるようになるかを一緒に考え、て改善し、良い習慣を身につけていくこと」 これも教育だと思うんですよね。

できない人を諦めるのは教育とは言わないし、それでは組織がスケールしない。 できる人だけを無限に採用できるような夢のような話がある場合は別として。

自分はそう考えています。

なので、今日の教育の話にはとても違和感があってモヤモヤしたし、 「教育」と一言で言ってもいろんな考え方の人がいて、社員数が多くてひとりひとりに時間も手間もそれほどかけられない大企業ほど 教育と言えば研修と思う人も多いのかもしれないなーとも感じたので、他企業の方と話すときは気をつけて言葉を選んだり説明するようにしたいと思いました。 大企業って一括りにしたけど、当然ひとによると思うので全員がそうというわけではないと思ってる。

ただの愚痴。偏見、好きじゃない。

これ以降はただの愚痴ですが、自分の発言の何かに引っ掛かったのか、それを受けての回答に何かを思ったのかは定かではないが、 上記ご回答者とは別の方に、下記のようなことを言われたのは、非常に悲しかったです。

これだからSIerはだめ。

SIerを一括りにされた。悪気はなかったんだと思うけど。 ダメなSIerだってあると思うけど、全部がそういうわけじゃないと思う。 ユーザ企業がSIerをそういう偏見で見ることは、珍しくないことなのかもしれない。

そういうダメと思うようなSIerとしか付き合ってこなかったのか、 SIerを生かすことができないだけの人だったのか、それとも別の理由があってそういう偏見を持ってしまったのかはわからないけど、 それでも一括りにされるのは悔しかったし、視野狭いなーと感じました。

自分も知らないうちに誰かを悲しい気分にさせないように気をつけたいと思ったし、 知らず知らずのうちにアップデートしてしまう偏見に気付けるよう、いろんな人の意見に耳を傾けられる人でありたいと思いましたまる。

はじめましての自己紹介

はじめまして。Litaです。

先日、某エンジニア用転職サイトに登録しようとしたら、「アウトプットのないやつはクズだ」くらいの感じだったのもあり 何かアウトプットしていくか…と思い立ちました。

まずは興味のある下記のテーマについてをメインに書いていきたいと思います。

Litaはどんなひと?

  • 名古屋でエンジニャーやってます。
    • へっぽこエンジニアです。
    • 名古屋の某怖い会社で、頼りになりまくる先輩たちに色々教えてもらって育ちました。
    • エンジニアなんですが、プログラミングは苦手です。(エンジニア名乗ってごめんなさいっていつも思ってる)
    • 今はどちらかというとマネジメントに興味があります。
    • マネジメントやるにも自分で開発ができるくらいの知識がないとクソマネになってしまうので、そうならないように頑張っています。
  • 旅行が好き。
  • マイペース。
  • いつか世界一周の船旅を、自分の船でするのが夢です。
  • 中途半端なことが嫌いです。白黒つけたい。グレーはモヤモヤする。
  • 基本ストレート。
    • オブラートってなに?美味しいの?
  • 根は真面目です。でも適当。
  • だいたいなんとかなるやろ精神。
  • とりあえずやってみるひと。

なんでエンジニアになったの?

まずは簡単に経歴。

営業からADへ

営業職からADになった時は、テレビ番組の制作の仕事が夢でした。

転職できるかわからなかったけど、やるならキー局がいいと思って、とりあえず東京に引っ越しました。

縁あって某キー局のADになれました。朝の情報番組を担当していました。 やりたい仕事についたものの、まずはお金がないという現実的な問題と(東京一人暮らし、手取り13万は無理だった)、 大先輩であるPを見ていて、将来自分がこうなっていくのは嫌だなーと思ったのでやめました。

やりたいことがなくなった

やりたい仕事がなくなってしまったので、フリーターをしてやりたいことを探すことにしました。

その間、お金をためて旅行にいったりしているうちに、アメリカでWebデザイナーの人に出会いました。 その人はアメリカ人で、仕事をしながらアメリカを一周していると言っていました。

次に、アメリカの別の都市でまたまたWebデザイナーの人に会いました。 その人は日本人でした。大阪の人で、大好きなスケートボードをするために、アメリカのポートランドにやってきていました。 彼も仕事をしながら旅行ができる人でした。

Web関連の仕事なら、場所を選ばずに仕事ができるのでは。。。

船旅しながら仕事できるのでは…アツイ!!!ということで、転職を決めました。

興味のあることを探せ

決めたのはいいけど、私にはスキルがありません。 そもそもパソコンが苦手なので、どうしたものか…と。プログラミングなんて、できる気もしませんでした。

何か興味が持てそうなことはないか?と考えた時に、デザインには興味がありました。 ということで、まずはWebデザインの学校に通おうと決めました。

祖父の死、会社の倒産と住所不定無職

Webデザインの学校に通うこと1ヶ月、祖父が亡くなり、立て続けに実家で経営していた会社が倒産しました。 心配だったので学校を2ヶ月で卒業し、地元に戻りました。

急いで戻ったので、仕事も住むところもありませんでした。 住所不定無職になり、めっちゃピンチだった時の話はまた別の機会に話すとして、 なんとか転職に成功しました。

そして、今に至ります。 (途中めっちゃ端折ったな…)

なんか長くなってきたので今日はここまで。